1人で面談に来られた高2男子S君。県内トップクラスの高校に進学したものの、周りのレベルの高さと課題の多さに圧倒され半年ほど前から不登校になっているとのこと。不登校と言っても性格は明るく、運動も好きで前向きな印象を受けました。
進学校に入学すると各中学校の優れた生徒が多く集まるため、他の生徒との比較や競争が激しくなることがあります。自己肯定感の低下や他の生徒との比較によるストレスが悩みの一つとなることもあります。勉強が嫌いになってしまう生徒も少なくありません。
彼には「最初は10分でもいいから1日の中で学習時間を設けること」、「1週間でいいから学習の計画を立てること」、「生活リズムを見直し、規則正しい生活リズムを送ること」をアドバイスしました。進学校に通う彼には失礼な感じもありますが「努力します!」と心強く返事してくれました。彼は最初は1時間勉強して帰る計画で通うことになりました。
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